実際にコードを書けないと本当にコンピュータでモノは作れない。できあいのソフトウェ
アを使うと、デザイナーは自由な創造力の幻想を抱き、自分に想像力があると思い込む。
しかしそれは、別の人の想像力の枠内にあるんだ。
[デジタルのおもちゃ箱—MITメディアラボから見た日本 (p.119)より引用]
心地よい技術を生み出すには、触媒があればよい。それは、私がしばしば”人間性の豊か
な科学技術者”と呼んでいる人間のことである。
歴史に裏付けられた伝統の味わいを理解する心と、未来を作り出す技能を大胆に磨いてゆ
く情熱とを結びつけられるような人間である。そのような人たちを見出すのは容易ではな
い。というのも今日人間が育つ過程、教育の環境は、アートやデザインなどのクリエイティ
ブな面か、科学、工学などの技術の面かのどちらか一方に片寄っており、両方ということ
がないからである。言い換えれば、現代の教育システムは、考えることは得意だが自分の
アイディアを実際のものとして実現することが出来ない人、あるいはモノは作れるが何を
作ったらよいかわからない人を育てているのである。
・「人を動かす人」になれ!—すぐやる、必ずやる、出来るまでやる, [本棚]
・デジタルのおもちゃ箱—MITメディアラボから見た日本, [本棚]
・人生に奇跡を起こすノート術—マインド・マップ放射思考, [本棚]
・36フォトグラファーズ—木村伊兵衛写真賞の30年, [本棚]
・プラトンのオルゴール—インダストリアリズムの終焉とデザインの使命, [本棚]
『「人を動かす人」になれ!』はかなり精神論に満ちているがテンションは上がる。
"Radium Software Development"で言われているように、トム・デマルコ氏と同様に人を重要
視している点は同じだけどアプローチは正反対。著者の永守重信氏は規律を重んじ、トム・
デマルコ氏はゆとりを重んじている。この本の内容は、永守重信氏の会社である日本電産
株式会社のページで読むことができる。まだ全部がWeb上にあるわけではないが、2週間お
きくらいに更新されているようなので数ヵ月後には全てがWeb上にアップされそう。
「デジタルのおもちゃ箱」、「はじける頭脳」を読むとMITにただただ憧れる。ビットとア
トムの融合って言葉が良い。
「知のソフトウェア」は情報源が古いけど、情報のインプットとアウトプットのやり方に
は参考にすべきことが今でも多い。
「人生に奇跡を起こすノート術」はマインドマップについて一通り教えてくれる。タイト
ルは大げさすぎと思うけど、マインドマップは自分も良く使うようになった。
「プラトンのオルゴール—インダストリアリズムの終焉とデザインの使命」、『脳と創造
性 「この私」というクオリアへ』は読み物として純粋に面白いです。
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_ なっしー [でもセネガルはおされっぱなしだったぞ・・・]