もの事には必ず責任がある。責任をとるだとか、責任転換なんてことはそもそもおかしい。
会社の製品で、Open Sourceなものを利用しようと提案し、現在それについて調査をして
いてチームでは採用しようという方向なんだけど、上のほうではそれを良く思わない人が
多いらしい。Open Sourceなものに問題が起きた場合に誰が責任をとるんだ、と。噂では
そういったことをよくきいていたけど、実際に自分の身にもふりかかってきた。少しでも
どこかに金を払っておけば問題ないらしい。責任をとる必要がなくなるから。なので今は
チームの皆で分担し、事例やどこかサポートしてくれそうところをせっせと探し中。
今のご時世だと、会社としてそろそろOpen Sourceなものを利用するための指針なり何かを
示さなければ、生き残れなさそうだと思うんだけど。
責任をとりたくないのはわかるんだが、そもそもなにかをやったら必ず大なり小なりの責
任は関わった人達にかかってくる。
と、なんか偉そうなことをいっているが、責任をとりたくない、という気持がバイクの車
検について考えていた時に少しわかった。
バイクの車検を店に頼むと思うんだけど、ユーザー車検という手もある。ユーザー車検の
メリットはなんといっても値段が安い。ただ、バイクのように命に関わるものだと、自分
でやるには不安が大きい。なので店に頼んでしまったほうが安全だし楽、ということで店
に頼むつもりなんだが、これって責任転換の一種だよね。やっぱり、責任ってとるには勇
気がいる。責任をとりたくない、という気持がはじめてわかった気がした。
但し、もの事には必ず責任があるということは忘れてはいけない。
自分とは微妙に違うが、一番近いのは「デスクのそこら中に書類が山積みされている、散
らかし放題タイプ」。ウッディ・アレン タイプとのこと。まあまだここまで汚くはない
けど、すくなくとも、書類や書籍が積まれている。いつでも仕事を再開できるスタイルが
自分には一番適しているかと。