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地下室の酒気帯び日記

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2005-05-08 (Sun) [長年日記]

_ 微妙

会社の部署で2004年度年間MVPみたいなものを受賞した。金一封がでるかと思いきや、受け

取ったのは図書券。まあ本好きなんで図書券でもうれしいんですが。。。ただ子供の小遣

い程度の図書券しかもらってないのに微妙に税金が発生する金額を超えているってのが悲

しいところ。

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2005-05-15 (Sun) [長年日記]

_ [Soft][Mac][Art] 20世紀ボヤージ

お気に入りのスクリーンセーバーである20世紀ボヤージがQuartz Composerで構築し直して

Tiger専用になった。相変わらず素晴らしい出来。開発環境をQuartz Composerに変更して

ゼロから再構築とあるが、Quartz Composerついては作者の「自由ノート」の「モーション

グラフィックスの革命」に説明があり、フローチャートのようにノードをつなぐだけでモー

ショングラフィックスを作れてしまうモノと説明されている。スクリーンセーバー本体で

ある「20世紀ボヤージ2.0.1.qtz」というファイルをダブルクリックするとQuartz

Composerが起動(要Developer Tool)してフローチャートを実際に見ることが出来る。かな

り複雑な図のように感じるが、もし本当にコードを一切書かずにこのスクリーンセーバー

が実現できているのだとすればかなりすごいことなんじゃないだろうか。

_ MITにならえ──国内6大学が講義をネット公開

日本版MIT Open Course Ware日本 OCW 連絡会から辿ってみた感じではコンテンツはまだ

あまりそろっていないけど今後に期待。ただ「日本の国立大学がネット講義をすると税金

が投入される」とこのページのコメント欄に書かれているのがちょっと気になる。

_ [言葉] by ポアンカレ (19世紀のフランスの数学者)

偶然はそれを受け入れる準備ができた精神のみに訪れる

[脳と創造性 「この私」というクオリアへ (p.221)より引用]

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2005-05-31 (Tue) [長年日記]

_ [言葉] by ジョン前田 (John Maeda)

実際にコードを書けないと本当にコンピュータでモノは作れない。できあいのソフトウェ

アを使うと、デザイナーは自由な創造力の幻想を抱き、自分に想像力があると思い込む。

しかしそれは、別の人の想像力の枠内にあるんだ。

[デジタルのおもちゃ箱—MITメディアラボから見た日本 (p.119)より引用]

心地よい技術を生み出すには、触媒があればよい。それは、私がしばしば”人間性の豊か

な科学技術者”と呼んでいる人間のことである。

歴史に裏付けられた伝統の味わいを理解する心と、未来を作り出す技能を大胆に磨いてゆ

く情熱とを結びつけられるような人間である。そのような人たちを見出すのは容易ではな

い。というのも今日人間が育つ過程、教育の環境は、アートやデザインなどのクリエイティ

ブな面か、科学、工学などの技術の面かのどちらか一方に片寄っており、両方ということ

がないからである。言い換えれば、現代の教育システムは、考えることは得意だが自分の

アイディアを実際のものとして実現することが出来ない人、あるいはモノは作れるが何を

作ったらよいかわからない人を育てているのである。

[デジタルのおもちゃ箱—MITメディアラボから見た日本 (p.177)より引用]

_ [] 5月読んだ本

「人を動かす人」になれ!—すぐやる、必ずやる、出来るまでやる, [本棚]

デジタルのおもちゃ箱—MITメディアラボから見た日本, [本棚]

はじける頭脳—MITのすごい奴ら, [本棚]

「知」のソフトウェア, [本棚]

人生に奇跡を起こすノート術—マインド・マップ放射思考, [本棚]

36フォトグラファーズ—木村伊兵衛写真賞の30年, [本棚]

プラトンのオルゴール—インダストリアリズムの終焉とデザインの使命, [本棚]

脳と創造性 「この私」というクオリアへ, [本棚]

『「人を動かす人」になれ!』はかなり精神論に満ちているがテンションは上がる。

"Radium Software Development"で言われているように、トム・デマルコ氏と同様に人を重要

視している点は同じだけどアプローチは正反対。著者の永守重信氏は規律を重んじ、トム・

デマルコ氏はゆとりを重んじている。この本の内容は、永守重信氏の会社である日本電産

株式会社のページで読むことができる。まだ全部がWeb上にあるわけではないが、2週間お

きくらいに更新されているようなので数ヵ月後には全てがWeb上にアップされそう。

「デジタルのおもちゃ箱」、「はじける頭脳」を読むとMITにただただ憧れる。ビットとア

トムの融合って言葉が良い。

「知のソフトウェア」は情報源が古いけど、情報のインプットとアウトプットのやり方に

は参考にすべきことが今でも多い。

「人生に奇跡を起こすノート術」はマインドマップについて一通り教えてくれる。タイト

ルは大げさすぎと思うけど、マインドマップは自分も良く使うようになった。

「プラトンのオルゴール—インダストリアリズムの終焉とデザインの使命」、『脳と創造

性 「この私」というクオリアへ』は読み物として純粋に面白いです。

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