研究室で泊まると非常にだるい.そんなことを再認識した日.
論文も何とか提出終了.他の人より圧倒的に少なさが目立った自分の論文.ま,いいか.
非常にねむいにも関わらず,開放感からか,まだ読み途中の本があるのに,本を買った.
「インストール」 綿矢 りさ
第38回文藝賞受賞作で,受賞者が最年少・17歳の女子高生ってことで話題になった奴.作者が俺好み,ってのはどうでもいいか.
非常にあっさり読める本.読み途中の本があったが,数時間で一気に読み終わる.2時間位って所でしょうか.
内容は登校拒否することにした女子高生と,小学生が風俗チャットバイトで一儲け,みたいな話し.
これは,まさに同年代の人が読むと良いのかも.そうじゃない自分なんかは高校生の頃を少し思い出しながら読んでた.リアルな人とのつながりが大切なんだ,みたいなことが言いたかったのか.
自分的にはそこまでおもしろくはなかったが,読後感はほんわかした気持ちに少しなった.