・北京大学 超エリートたちの日本論—衝撃の「歴史認識」, [本棚]
・スクラム入門-アジャイルプロジェクトマネジメント, [本棚]
日中関係を少しは知るために『北京大学 超エリートたちの日本論—衝撃の「歴史認識」』
を読んでみた。何かしら聞いたことある話が多くタイトルは大げさな感じもするが、著者
の思いは伝わってくる。
「アジャイルソフトウェア開発スクラム」、「スクラム入門-アジャイルプロジェクトマネ
ジメント」はスクラムというアジャイル開発の一手法について書かれているもの。スクラ
ムを主眼として書かれている本は和書ではこの2冊くらいだと思う。スクラムはプロジェク
トマネジメントを重視しており、比較的導入しやすいアジャイル開発手法だと感じた。プ
ロジェクトマネジメント以外のものについては最低限の指針しかないので、XPと組み合わ
せたXP@Scrumというものもあるようだ。
「Dive into Python」は今まで読んだプログラミング言語の入門書としては最高レベルの
モノだと思った。基本からオブジェクト指向、Webプログラミング、リファクタリング、テ
ストファーストプログラミングなどについて一通り書かれている。各章ごとにまず適度に
複雑で有用なプログラム例を示し、そのプログラムを分解しながらPythonを説明していく
という方法が特に良かったと思う。他言語との比較について触れられているのも良かった。
他言語を知っていて新しい言語を学びたいと思っている人には特におすすめ。オンライン
ですべて読めるのも良い。日本語に翻訳をしようという動きはあるらしいとネットで書い
てあったんだけど、現在どうなっているのだろうか?
「すごい会議−短期間で会社が劇的に変わる!」は非常に薄い本ですぐに読み終わる。故
にすぐに実践に移せるところがよいと感じた。著者の体験談などが不要だと感じる人は、
後半にある「すごい会議の手順」だけを読めばよいかも。