目を速く動かして読むというような速読本ではない。主なステップは下記の通り。
Step1 準備 目的を明確化する。 Step2 プレビュー 全体像を俯瞰し、キーワードをつかむ。 Step3 フォトリーディング 立体視のように1秒間ほどページを眺めていく。 Step4 アクティベーション フォトリーディングの内容を脳に問いかけ絵画的読み(スーパーリーディング)→音 読的読み(ディッピング)を繰り返し答えを探す。その後主要コンセプトをマインド マップに落とす。 Step5 高速リーディング いわゆる速読をする。
_ Step3以外は特に目新しいことはない。立花隆の"ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そし
てぼくの大量読書術・驚異の速読術"に書くれている速読法と基本的には同じだと感じた。
両方の本に共通するのは、脳ってのは意識している以外にかなり色々なことをしているの
でその脳の働きを最大限に活かしましょうということ、本は必ずしもはじめから終わりま
で全部読む(精読)必要はないということかな。
Step3のフォトリーディングはこの本で述べられる速読術の名前にも使われている特徴的
なものであるが、ある程度経験してみないと効果があるのかは正直分からない。とりあえ
ず昨日あたりから試している。ただ、絵画的に本を読むことの効果は経験的に実感してい
る。本というよりは漫画を読むときに特に感じる。自分は漫画を読むのはかなり早い。そ
れこそ2ページを1秒といった感じ。ほとんど音読的読みをしないで絵画的読みをしている
ような状態。それでも漫画は絵もあるのでほとんどの内容をそれだけで理解する。目標は
この感覚と同じ状態で本を読むことか。自分は本というとつい最初から最後まで目を通さ
ないと駄目だと思ってしまうんだけど、まずはこの感覚をなくさないと駄目だな。
・コードを短く ・カプセル化 ・前提条件を減らす ・メンテナンスしやすいプログラミング言語で書く ・テストコードを書く ・ツールを作成する ・安全な技術を用いる ・欲求不満をもつようにする ・性能についての言い分
_ 同著者による Great Programmers というコラムもあるようだ。
(via YAMDAS現更新履歴)
_ これらの記事について、Shiro氏による見解が 2005/01/17 のログに載っていた。以下一部抜粋。
良いコードとは、つまるところ適切なカプセル化とユニットテストにある、という主張に は基本的に同意。 ただ、「カプセル化 encapsulation」はオブジェクト指向界隈で「実装の隠蔽」の意味で 使われることが多いような気がする (例) ので個人的には避けたい用語だ。本当に重要な のは、(a)あるコードの変更が影響を及ぼす範囲が容易に確定できること、(b)あるコード の意味に影響を与える範囲が容易に確定できること (両者は同じことの表と裏だが、実際 にコードをいじっている時には両方を考慮している)、であるはずだ。私はこれをモジュ ラリティと呼んでいる。
Groovyの取っ掛かりに良いかも。
_ 毛 [そういや20世紀少年を恐ろしい速さで読んでたな。]
_ ら [あなたはなんでもはやいですね]