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地下室の酒気帯び日記

最近のツッコミ

2002-05-16 (Thu)

_ 研修

今日の研修場所が遠すぎる。

自宅から1時間30分以上かかる。もはやそれだけでだるすぎる。

それにしても最近、緊張感が抜けてきている。

研修中も寝ちゃってるし。必ず何かしら忘れ物しているし。

_ 陰翳礼讃

「指輪物語」(J・R・R・トールキン)の5巻以降が売っていないので、買いだめしておいた「陰翳礼讃」(谷崎潤一郎)を読むことにした。

まだ少ししか読んでいないが、なかなか面白い。

西洋文化と日本文化の本質的違いについて語っている。陰翳に日本的な美があると言っているようだ。

今度引っ越しして一人暮らしする予定だが、このことを少し取り入れてみるかな。


2004-05-16 (Sun)

_ [] フリーソフトウェアと自由な社会

"GNU"や"Emacs"でおなじみのリチャード・ストールマンの本。序文にも書かれているがス

トールマンはプログラマであると同時に哲学者であるということがよくわかる。

この本を読めばGNUとは何か、"オープンソース"との違い、なぜソフトウェア特許は悪な

のかなどがわかると思う。ソフトウェア特許とかオープンソースとかの話は最近結構話題

になったりしててGNUの考えに否定的だったりする意見も結構目にするけど、批判する前

には少なくともこの本は読んでおくべきだと思う。またソフトウェアの開発に関わる人は

是非読んでみることをおすすめする。この本の内容はGNU Free Documentation License

のためおそらくすべてWeb上でも読むことができると思う(未調査)。

自分はGNUの考えが大好きでできる限りフリーソフトウェアを使うように心がけているん

だけど、メインで使うOSがMac OS Xであったり(MacOS Xの核となる部分はDarwinといって

オープンソースではあるけど)、会社ではフリーソフトウェアでないソフトウェアを開発し

ているへたれプログラマ。GNUだけを貫き通した生活は自分にはまだできそうにない。。。

そういった意味でもストールマンはすごいです。

ちなみに"フリーウェア"と"フリーソフトウェア"は違う。フリーウェアのフリーは"無料"っ

て意味だけど、フリーソフトウェアのフリーは"自由"って意味。ストールマンはフリーソ

フトウェアのフリーはフリービアのフリーではなくフリーディスカッションのフリーだみ

たいなことを言っている。これは名称が悪いような気がしないでもないけど。

_ [] ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術

非常に多くの本が紹介されている。読みたい本がめちゃくちゃ増えた。"ttbooks.com : 立

花隆の世界" に立花隆の蔵書が紹介されているようだ。この本で紹介された本もおそらく

すべて載っているのだろう。"『「捨てる!」技術』を一刀両断する"の章は『「捨てる!」

技術』の著者がかわいそうになるほどぼろくそに批判している。だから面白いんだけど。

そして自分も立花隆と同意見。

読書術に関しては以前少し紹介していたようだ。


過去の日記
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